長期金利は上昇傾向→固定金利は上がるのか?変動金利の動向は?
2020年創業のハウスドゥ札幌栄町もおかげさまで、4期目に突入しております。
今月後半私用により2週間程休む予定のどーもエージェントTです。
ちょいちょい過去のブログ上で、
「金利上がっていくかも」「日銀の動向に要注目」ってことを記載してましたが
先日の日銀によるYCC修正は市場に大きなインパクトを与えましたね(為替も株価も大きく動いてました)
「上昇抑制を目的に国債を買い入れる指し値オペの水準を0.5%から1%に引き上げ」
年始はたしか0.25%の変動幅でしたから、これは長期金利に連動する住宅ローンの固定金利には
確実に影響が出るかと思います。
北海道エリアの有力地銀では今年の2月くらいに固定金利や期間選択型固定金利は上昇してましたが、
メガバンクの動向に追随する形で、もう一段近々金利が上がるのではないかと思います。
では、変動金利は?ってところなんですが、こちらは政策金利、短期プライムレートに連動しており、
未だ日銀がマイナス金利を維持していることと、ネットバンク中心に各社金利引き下げ合戦が行われているということもあり、
最優遇金利を0.2%から0.4%台に設定しているところが多いです。
ただ、セオリー通りにいくと、金利は変動よりも固定が先に上がると言われてます。
固定金利は、市場の予想や期待が反映される長期金利(新発10年物国債の利回り)と連動し、
変動金利は金融政策に基づいた短期プライムレートと連動しているので、一般的に固定金利が先に上昇するのです。
なので、「固定だけ上がってるね!変動はまだ大丈夫だ!」とは言えなくて、いつ変動金利も影響を受けるか
分からないのが実情です。
もし変動金利も上がってくると、物件価格も落ち着いてくるとは思いますが、
どうでしょう。
原料費の高騰やインフレはしばらく続きそうなので、そう簡単には物件価格の下落は
訪れないかもしれません。(特に都心部)
どうなるニッポン、どうなるニッポンの住宅事情。
これまで以上にいろいろなリスクを想定しながら、考えていく必要がありそうですね。
(住宅ローン減税も2025年までですし・・・延長求む・・・)
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